和ハーブへのいざない~季節の和ハーブ【エゴマ】
- 本田 真美

- 2022年8月18日
- 読了時間: 2分
日本ではゴマより古くから食用として利用され、
縄文時代の遺跡からも検出されるほど、歴史の深い和ハーブです。
今回は、そんなエゴマについてお話したいと思います。

エゴマはシソ科の一年草で、別名「じゅうねん」とも呼ばれ、
食べると十年長生きできるといういわれからその名がついたそう。
日本では種子をすりつぶして薬味にしたり、油を搾って食用として活用するほか
防水塗料としても使われてきた歴史があります。
最近の研究により、エゴマ油には必須脂肪酸であるオメガ3のα-リノレン酸が
豊富に含まれることが明らかになったため、
主に健康志向の人々から再注目を浴びています。
ただし、非常に酸化しやすい油なので加熱調理には向かず、
直接飲むか生野菜などにかけて食べるのが一般的です。
日本では葉を食べることは少ないですが、韓国ではお肉料理と一緒に食べたり、
葉を醤油漬けにして食べる文化があります。








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